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​第1回「全国ムダな椅子選手権大会」開催へ

 人に座られることが極端に少ない「椅子のムダさ」を競う「第1回全国ムダな椅子選手権大会」が、2022年4月14日「椅子の日」に開催される。

 

 同大会については以前から一部のファンにより開催が切望されていた。ムダな椅子を撮り続けている都内在住の写真家・石川豚木氏は「待ちに待った大会。開催を決定してくれた運営委員会に全国のファンを代表して感謝したい」とコメント。さらに「ここ数年は分譲や賃貸マンションが増え、一階のエントランス付近にはかなりの確率でムダな椅子がある。スタイルや、”ポツンと感” もさまざまなので、楽しんでほしい」と語った。

 

 普段、石乃山美術大学・生活デザイン学部で教鞭をとる一石三鳥教授は「椅子の歴史は古代エジプトにまで遡り、権威の象徴でもあった。今大会の開催によってエントリーされた椅子に座る人が少しでも増えたら嬉しい。やっぱり座るためにあるのだから」と笑顔を見せる。

 

 運営委員会によると、マンションのエントランスフロアのほか、美術館の廊下、ホテルの廊下の突き当たりに置かれている椅子や、バス停留所にある座ると脚が折れそうな椅子など、幅広い種類で参加の問い合わせがある。審査は以下の基準で行われ、ポイント加算性。

 

・座位頻度

・荷置頻度

・利便性

・必要性

・耐久性

・デザイン性

 

 参加希望者は、大会専用サイトからエントリーする。エントリーには対象椅子の画像と動画、いかに人に座られていないか等の情報が必要。大会運営委員会は、現在、独自に決定した審査基準をもとに審査員を選定している。

2021年08月08日 8時08分 
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※ GA Journalの記事内容はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません

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